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園の概要

幼稚園の特色

栄光乃園幼稚園ではモンテッソーリ教育法を取り入れています。
モンテッソーリ教育とは、子どもに概念を「教える」というよりは、環境を与えることにより、子どもの関心を刺激し、理解力・学習能力を自発的に(大人がほとんど、または全く干渉しないで)養成する教育法です。
今から約100年以上前、イタリアで初めて女性で医師として活躍した、マリア・モンテッソーリ女史(1870~1952)が、20世紀初頭に欧米を中心に世界に広めました。
アンネ・フランク、ウィリアム王子、オバマ大統領、ビルゲイツ、等が受けた教育としても知られています。
女史は、子どもたちと接する中で「子どもは、自立したがっている」「自分でできるようになりたい」と心から願っていることを発見し、考えられました。
モンテッソーリ教育では子どもの発達を助けるために「教具」とよばれる教材を使います。
日常、感覚、数、言語、文化の5つの領域に分かれ、それぞれ1つの目的を達成するために使用します。

  1. 01.日常生活の活動
    自分の力で生活するための日常生活の練習 大人がしている動作をしてみようと挑戦します。
  2. 02.感覚教育
    目・耳・口・鼻・手すべての感覚能力を十分に使います。
  3. 03.数教育
    数教育は、教具をさわったり、量を確認したりするなかで数の 世界を様々な角度からとらえていきます。
  4. 04.言語教育
    話ことばや書きことば、身の回りにあることばを自由に使えるように 様々な教具が用意されています。
  5. 05.文化教育
    コスミック教育。世界の成り立ちを知ることができます。

幼児期は、人格の土台を作る大切な時期です。子どもは、自分の意志通りに動く身体を作り、 自分のことは自分で出来るようになるためにどうしたらよいか、自分の頭で考え、工夫する。
その結果、自立心や独立心が養われると考えます。
大人はその手助けが出来るように観察し、その子にとって何が大切なのかを考え見守っていきたいと思います。

栄光乃園幼稚園の教育方針

この世界に生まれた時、子どもたちは、周囲から受け入れられました。そして、それぞれの御家族のいろいろな環境の中で、さまざまなことを学びはぐくまれてきたことと存じます。
本園も、今はじめて家庭の外の社会生活に歩みを進める子どもたちを、受け入れることから出発します。
私たちは、子どもたちの前途が神に祝福され、人に愛され、人を愛する子どもたちとして成長していくことを願い、そこに目標をおいています。
栄光乃園幼稚園は子どもたちが遊びながら学習している所であり、又教師の指導のもとにほかの子どもたちと経験を共にしながら生活している所です。教師たちにとっても、指導内容を研究しながら、子どもの行動や人間関係をさらに深く学び、子どもたちと共に生活する場であります。
学園の建学の精神であるキリスト教に基づき、教育基本並びに学校教育法に従い、子どもたちがよりよい環境の中で健やかに成長発達するために、教育課程を編成してその教育活動を展開しております。そして、家庭では出来ない活動を通し、社会性、自主性が育まれていきます。
栄光乃園幼稚園の創立者、多古和隆はメソジスト系の牧師でありましたが、先の大戦後、廃墟となった日本の都市に立って、次の聖書の句を思い、再び教育活動を決意し、姉妹園の武蔵野平安幼稚園と共に、本園を創立いたしました。

『いと高きところには栄光、神にあれ。
地には平安、主の喜び給う人にあれ。』(ルカ2:14)

人間の生活は、自己の栄光を求める戦いではなく、栄光を神にかえすことにより、真の平和が与えられ、その中に人間の栄光が花咲くととらえました。
この解釈は今日においても真実であると思います。今日のの子どもたちも学ぶべきものは、自由のなかで、又他の人々のなかで学ばなければなりません。そして、学ぶことによって、さらに深い、広い自由を獲得していくことでしょう。
しかし、その自己に与えられた能力を、力の限り伸ばしていく学びが、他の人々を否定するための戦いではなく、他の人々と共に喜ぶ能力の成長であってほしいと願うものであります。私たちは御両親と共に、子どもたちの素晴らしい幼年時代につくりていきたいと希望しております。

沿革

創立者、多古和隆牧師は第二次大戦後、廃墟となった都市を見て、 聖書の言葉を思い教育活動を決意しキリスト教に基き本学園を創立いたしました。
人間の教育は自分の栄光を求める戦いではなく栄光を神にかえすことにより真の平和が与えられ、 その中に人間の栄光が花さくととらえたのです。

1948年5月 武蔵野市境210番地に伝導礼拝と共に日曜学校を開設。
園舎完成。
1949年1月 武蔵野平安幼稚園開園。
1951年3月 武蔵野市境520番地に武蔵野保育園(栄光乃園幼稚園の前身)を開所。
1954年7月 武蔵野保育園を栄光乃園幼稚園に改組。
1976年3月 学園創立25周年事業として、栄光乃園幼稚園に園舎新設。
礼拝堂完成。 パイプオルガンを設置
1976年10月 平安幼稚園に図書室増設。
2011年3月 平安幼稚園 東京都道路拡張のため閉園。
2011年4月 ホール棟完成
2011年4月 栄光乃園幼稚園と合併。

給食について

給食は、月・火・木・金は給食センターからの給食があります。又、乳・卵をのぞいたアレルギー対応食もございます。

バスコースについて

武蔵野市、小金井市、三鷹市、西東京市方面に向けてバスコースが設定されております。